(16)この地の住人となってもうすぐ1年(平成13年11月 最終回)
 仮住いでの寒さに耐えられずに入居をいそいだこともあり、後回しになっていた追加工事を8〜9月に作業いただき、やっと完成の運びとなりました。リビングの吹き抜けにつけていただく予定だった昇り棒もつき、子供をよぶとスルスルっと昇り棒で2階から降りてくるのが日常風景となりました。事故防止のため、「昇れない人は降りてはダメ」というルールにしたので、腕力がなくお尻が重い私だけは使う機会がなさそうですが、子供の体力づくりにもひと役かっており、つけてよかったなあと思っています。

 11月になり、朝夕の冷え込みもきびしくなってクレダ(蓄熱式暖房)をまた使うようになりました。夏の暑さ以上に、冬あったかいというのが、ソーラーサーキットの我が家で夏冬をすごしてみての感想です。(冷暖房不要という訳にはいきませんが、普通の一戸建てより冷暖房のコストはかからないということはいえると思います。ただ我が家は、以前が床暖房のある日当たりのいいマンションだったのであまり比較になりませんが。)武蔵野はこれまで住んでいた幡ヶ谷(渋谷区)・弥生町(中野区)などと比べると寒さがきびしく(雪も多い)、昨年冬のすぐ近くの仮住い(団地式の玄関ドアから北風がすきま風で室内に)と比較すると、地獄と天国といえるほど格段の差があり、ありがたい限りです。それにクレダがメインなので夜間電力使用で安いし室内の乾燥も防げて、一石二鳥です。

 吹き抜けのキャットウオークには洗濯干し用の棒を2カ所につけていただき、1階のリビングの様子をながめながら洗濯物を干せるようになり、吹き抜け空間で日当たりもよく、2階寝室で干すよりかわきもよくなりました。キャットウオークから2階ベランダにでるドアをつけていただいたので、週末には日中だけ外のベランダで干して、夕方になったらまた室内干しにということも楽にできるようになりました。

 主人のささやかな書斎スペースに注文した机もおさまって、やっと自分の城ができたと満足しているようです。今は大リーグにはまっているので、大リーガーの写真が机前にずらりとならんでいるようですが。

 子供も来年春には小学校入学なので、ひとりで寝かせるような体制づくり(具体的にはベッド購入)など、そろそろ入学に向けて準備していこうと思っています。(本当は新居に移る時点でひとりで寝かせるつもりだったのですが、子供の反対にあい、いまだに親子3人ふとんで寝ています。まあ保育園ぐらしで親と接する時間が短い分、小学生になるまではそれもいいかなと思い。)

 庭も秋になってやっと芝生がはえそろい、花壇なども何とか体裁がととのって、落ち着いてきました。この夏は猛暑で水遣りで大変でしたが、帰省を機に自動水撒き器をセットしたおかげで、水遣りからも解放されました。
先日には「皆でハロウィーンをやりませんか」とお誘いいただき、近くの10軒以上が参加して、時間を決めてお菓子を子供に配ったりして、本場さながらのハロウィーンを楽しみました。(我が家は共働きで家に戻るのが遅いので、お菓子配りは免除していただきましたが。)近くに同じぐらいのお子さんも多く、週末にはみんなで外あそびに興じることもあり、一人っ子の我が家にとってはとてもありがたいです。今は道路をへだてた元空き地に14軒の建売が建設真っ只中で、素敵な隣人との出会いを期待しています。周辺一帯が建売で昨年越してきた方ばかりなので、かえってとけ込みやすく、よかったなと思っています。(ただお子さんがいる家庭の共働きが少なかったのは以外でしたが。マンションだともっと共働きが多いのですが。)

 そんな訳で、せっかくの新居ながら共働きで毎日の暮しに追われ、
インテリアなどはまだまだこれからですが、それなりに落ち着いてきたこのごろです。9月に出張した中国で入手した絵や書などの額も今月末にはできてくる予定で、我が家に飾るのを楽しみにしています。我が家で初めてすごす年末年始は、家をいたわって(日ごろできない片づけや掃除もしっかりして)、自宅でのんびりすごすつもりです。子供の保育園の関係で近くの仮住まいに越してきたのが昨年11月末、もうすぐ1年たつのだと思うと、感慨深いこのごろです。
(あとがき)
 たまにしか更新しない連載でしたが、これでひとまず終了いたします。お読みいただいた方、どうもありがとうございました。
 皆様の新居づくりに、何らかのお役にたてば幸いです。
<戻る>





宮本一家の日記